わきがの原因
わきがの原因には、どのようなものがあるのでしょうか?
わきが臭の原因は、汗腺類からの分泌物が皮膚の表面の細菌によって分解されたときに、わきが臭を発生するということです。
人間には汗を出す汗腺が2つあります。
【エクリン汗腺】
全身に分布していて、直径約0.4ミリという小さな汗腺であることから「小幹線」とも呼ばれます。
身体全体から汗を出し、体温調節(暑いときにかく汗です)の働きをします。
このエクリン汗腺から出る汗は、ほとんどが塩水で、あまり臭いませんが、通常よりも量が多い場合に多汗症と呼ばれます。
緊張した時などに噴き出るように汗が出ると、衣類に汗染みができたりして悩みの原因になります。また、皮膚の雑菌の活動を活発にしてしまうため、臭いを発生させやすい状態をつくることになります。
【アポクリン汗腺】
アポクリン汗腺は、エクリン汗腺の10倍ほどの大きさがあります。
そのため「大汗腺」とも呼ばれます。
エクリン汗腺よりも、皮膚の深いところにあり、開口部は毛穴にとつながっています。
ですので、わき・耳の中・乳首・へその周り・陰部などの、体毛の多いところに存在します。(なぜか、頭皮には存在しません。)
アポクリン汗腺から出る汗はベトベトと粘り気があり、たんぱく質・脂質・鉄分・色素などからできています。
このアポクリン汗腺の働きは、実のところまだはっきり分かっていないようです。
性的な興奮でも発汗することから、フェロモン分泌管としての働きがあるのではないか?とも言われています。
【皮脂腺】
これは汗腺ではありませんが、わきが臭の原因に関係するのでとりあげています
アポクリン汗腺と同じように、毛穴に開口して、脂肪分を分泌する器官です。
ここで作られた脂肪はエクリン汗と混ざり合い、皮膚の表面に薄い膜を作ります。
この膜は肌を保護する役割があります。
これが多すぎると、肌がベトつき、にきびの原因に、少なすぎると乾燥肌の原因になります。
わきがは、上記2つの汗腺と皮脂腺が関係します。
なかでもアポクリン汗は、わきがに大いに関係します。
アポクリン汗自体にはニオイはありません。
そこに含まれる脂肪分や、たんぱく質が皮膚にある最近に分解され、わきが臭となります。
これが、エクリン汗によってわき全体に広げられ、わき毛にからまることで、ニオイが発散されます。
これがわきが臭の原因です。